摂食障害から自由になった人。

過食の原因と仕組み

過食から自立した人からの手紙

私に症状が始めて出たのが10年前。
その当時は自分自身が過食とは認識できず、ただのダイエットのリバウンドだと思いこんでました。
それから10年間太ることの恐怖を常に抱えながら、下剤を使用する日々が続き、毎日身体がだるくやる気が無い状態が続きました。
そして10年がたったころ、過食の頻度が徐々に増え、毎日食べ過ぎが続き、仕事にも行けなくなり、引きこもるようになってしまいました。

体重が以前とくらべ10kg以上も増えてしまったころ、どうにか痩せてもとの生活を取り戻さなければならと思い、当時ブームであった断食道場に2週間参加しました。
酵素ジュースのみの生活をしたところ、体重も減少し普段の生活に戻りましたが、数日たったころからリバウンド的症状が出始め、その後は食べ過ぎの回数も食べる量も増えてしまい以前よりも酷い状態になりました。

その後は、摂食障害専門のメディカルセンターに2週間泊り込みで参加し、毎日、筋力トレーニングと3食の食事をすることを進められましたが、結果は以前と同様もとの生活にもっどった瞬間に過食の毎日が続いてしまいました。
診療内科にも何度も通いましたが、薬を処方されるだけで何も変わりませんでした。

そんな状況の中、周りの友人や家族にも相談することができず、一人で悩んでいた時インターネットで過食の症状や対処方法等を記載しているホームページを見つけました。他の施設とは異なり、過食の原因がダイエットによる単なるリバウンドだけではないこと、意思が弱いことではないこと等が詳細に記載されており、過食を根本から治していけるとの言葉に私は救われ、この合宿に参加することを決意しました。

合宿に参加し、他では経験しなかった座学の講義により今までの自分の知識の浅さ、間違った情報を鵜呑みにしていた事実に気づかされました。食事療法から身体の仕組み、過食衝動の内面的原因等目からうろこの毎日でした。

そもそも過食は食に対しての依存であり、代替行為だったのです。
この事実を分かっていなかった私にとっては当初何が根本原因なのか理解することできませんでした。
ただ、毎日スタッフの方々の懇親のサポートにより、過去の自分を振り返り、自分を見つめる過程でその原因にたどり着けたのです。

今まで挫折の多かった私にとっては、失敗することへの恐怖が常にあり、挑戦しては失敗することを繰り返していました。
その過程で自信が無くなり、自分には価値が無いと思うようになりました。
気がついたときには、自分に自信が無いため、人にどのように思われているのかを常に気にするようになっていたのです。
太っていることで人に見下されるのではないかと思い込み、過剰なダイエットを何度も繰り返した結果、最終的には過食症になりました。

この根本原因を理解できた後、この事実を受け入れ、失敗したことへの後悔、失敗することへの恐怖、不安という感情を手放した瞬間、不思議と毎日だるかった身体が軽くなり、肩こりも一切なくなりました。

その後は、和(やまと)での生活(野菜中心の食生活、岩盤浴、ストレッチ、ヨガ等)をおくることで、みるみる体重ももとにもどり、体調もよくなり、毎日がウキウキ楽しくなりました。

私にとって10年間の過食生活は、今後の人生を思いっきり楽しむための贈り物でした。本当に過食になって良かったと思ってます。
過食になったことで今までの自分の歪んだ考え方、見方等を見直すことができ、今まで楽しめなかった人生がようやく楽しめることができてます。

この場所に出会えたことが私の人生を変えたといっても過言ではありません。
和(やまと)の皆様、私の人生の中で一番貴重な時間を与えてくれて本当にありがとうございました。
今後は、少しでも同じ私の同じ症状で苦しんでいる方々のお役にたちたいと思ってます。