鬱と食べ過ぎをやめていった人からのメール。

過食の原因と仕組み。止まらないむちゃ食いを止めるために。
先日は16日間大変お世話になりました。
今は毎日楽しくて、食事も美味しくて食べ過ぎはいけないと思いつつも、ついつい食べ過ぎています。
でも今までのような食後の自己嫌悪もありません。
自分がこんな風に晴れ晴れとした気持ちで生活できるようになるなんて、本当に夢のようです。

ほんの1ヶ月前の私は朝昼晩41錠の薬と自己嫌悪、不安、不満イライラストレス、他人への劣等感、夫への執着とゆがんだ愛情と一緒に生きていました、どうやって死のう、いつ死のうって…考えるのはそんなことばかりでした。
また入院を勧められた時にこのままじゃいけない、一時的に体を休めるだけでは私は今のまま何も変わらないと思って和を見つけました。
集団生活、電車にのる、先月で無職になった上にお金を使ってしまう…なんて色々考えてしまいましたが、思い立って東小浜に向かいました。
ネットで調べた電車乗り換えだけを頼りに汗びっしょりかきながら3年ぶりの電車と人ごみでした、どこまでいくの?わからない、東こはまって駅なんて答えていて、福井県だとわかったのはつい翌々日です。
今思えばすごい冒険だったと思います。

最初の数日は講義をうけているうちに自分がいかにバカだったか、勝手に自分を可哀想だと決めつけて、自分を嫌いになって人も信じられずいたことをバカだったな…と思いました。鎧で固めていた自分がホロホロとほぐれていく気持ちでした。
でもそれでも楽に慣れない自分がまだいました。
同じ時期に参加していた人達の中でも、嫌われるんじゃないか、つまらない人間と思われているのでは?素敵な大人の女性に見られないのはなんでだろう…などと勝手に妄想したりゲームをしては自己嫌悪。
そこから楽になった後は奇跡のように元気になった人に対しての劣等感、自分には無理なのかもという思い込み、もしも元気になれなかったら先生やスタッフに申し訳ない、ダメな人間だと見放る…
みんなやりたいことが見えて帰っているのに私にはまだ何も見えない、なんでだろう、どうしよう。
次は自分は自由でいいんだと楽になったのもつかの間、自由と自己中心的なわがままを履き違えたらどうしようという不安、結局いろんなことを妄想しては不安になり逃げたくなり、吹っ切れて元気な日もあれば、自分の頭の中に振り回されて笑えなくなったり忙しい日々を過ごしていました。

そんな10日間を過ごしてワークを進めていくうちに自分で蓋をしていた過去のトラウマがはっきりした時に悩んでいたこと妄想している自分すべてがばかばかしく思え、本当に気持ちが楽になりまた。
でも気持ちは楽になったのになんで肩の緊張はとれずまだ全身ガチガチなんだろうって最後の焦りがありました。
でもその頃は、私は本当に自分のダメな所を拾い上げては責めて、追い詰めて内に引きこもる癖があるんだなぁって客観的に見られるようになっていました、バカな自分だけどそれも自分だと受け入れて鼻で笑ってまた前に進める私に変わっていました。
今でもイライラしたり家でゴロゴロ動かない日もあります。でも決して憂鬱になったり自己嫌悪することはなくなりました。
なんでだろうってちゃんと自分の声を聞いて振り返り、ちゃんと自分も人も受け入れて愛しています

私に本当の愛を教えてくれてありがとうございました。
たった半月で自分の内面がこんなに変わるなんて本当に奇跡みたい、でも答えはシンプルで特別でもなんでもなく誰にでも平等にあるってこと、私はもう絶対に見失わないと思います。
主人とはまだつながってはいませんが、すごく仲良くしています、死ねばいいと思っていたのに今はちゃんと執着ではなく愛があります。
主人も私の変化を感じているようで、私は以前のようにがむしゃらにがんばってはいないのに、私が笑って穏やかに毎日をすごしているだけで居心地よさそうにしています。
子供や今度については主人に期待していません。私が【今この瞬間】を大切に生きていくだけです。何がどうなるのかわかりませんが、その時々でちゃんと自分に問いかけて私の人生を私らしく生きていきます。


この人の場合、過食と気分障害で苦しんでいました。
そして最終的には古い感情をタッピングとアファメーションを併用して解放しました。
もちろんサポートはしましたが彼女が自分でやったことです。
その時一瞬で汗びっしょりになって、終わってからシャワーを浴びにいきました。
抑圧してきた古い感情を流した後の彼女は周りからみても別人のようにスッキリした顔をしていたことを今もよく憶えています。
それが最後の日に起こったことです。

そしてこのメールの半年後に新しいメールをいただきました。

いろいろありました。(中略)
今またこのときと同じ気持ちでいます。
なりたい自分のために、希望のために、必要な努力をして楽しんで毎日を過ごしていきます。
不安はあります。「でも私は大丈夫」って毎日言い聞かせながらやってます。
えらく長いメールになってしまいましたが、これでも全然全然全然足りないくらい感謝しています。本当にありがとうございました。