食べ過ぎを止めるには隠された原因を解決する必要があります。

過食の原因と仕組み

過食症をやめるための期間

過食原因には大きく分けて二通りのパターンがあります。

止まらない食べ過ぎの原因にはさまざまな要因があります。
ではそれが食べ過ぎをやめるために必要な期間にはどう影響するのでしょうか。

もちろん人によって食べ過ぎをやめるために必要なことや期間は変わります。
しかし大きくふたつに分けて考えることが可能だと思います。

ひとつは何か嫌なことを我慢することでそのストレスによって過食症が起きている場合です。
学校や会社、家族や恋人との関係などで生じている軋轢や不満。
誰かに対する強い執着や怒り、束縛に対するストレス。
罪悪感。自己嫌悪。
どちらかというとピンポイントな理由が止まらない過食を引き起こす原因となっています。

そういった強いストレスは本人が思っている以上に潜在意識にため込まれます。
そこでため込まれた強い感情エメルギーのはけ口が過食衝動の原因となっている場合です。

こういった止まらない過食状態を作りだしている原因。
どちらかというと直接的原因の場合は比較的短期に解決することが可能です。
それを自覚して適切に解決することで比較的早い期間に過食症をやめることができます。
今まで見て来た人の中には数年間続いた過食嘔吐が2日間で消えた人もいます。
そんな特例は別にしても2週間ほどで変わることが可能です。
自分がストレスの核心的問題を自覚すること。
そしてその問題を根本的に解決することで劇的に変わることがあります。


もうひとつの過食症原因は自分自身に根付いてしまった根本的思考パターンです。
幼少期の体験や親の考え方などから気づかないうちに身につけてしまった考え方。
そういった思考癖、思い込みによって作られた歪んだ考え方やモノの見方です。

こちらの場合は食べ過ぎを止めるまでの期間がかかることが多いと思います。
長年信じ込んで来た自分の考え方に気づくことには時間がかかります。
今まで持ち続けてきた信念は、あまりに自分にとってはあたりまえのこと。
疑う余地の無い正しい考え方になってしまっているからです。

それを変えてゆくためには時間がかかります。
自分の持つ根本的価値観を変えてゆくことになるからです。

私どもの合宿に参加された人の場合でも、信念や考え方の仕組みを学ぶのに2週間。
それを基に自分自身を振り返り、新たな価値観を落とし込むのに1~2週間。
最低でもそれくらいの期間がかかることが多いです。
場合によっては何十年もの間信じ込んできた価値観ですから。
それが自分にとっての常識であってけっしてすべての人にとってのあたりまえではない。
そう気づくまでにはそれなりに時間がかかります。

また、自分の考え方は自分で気づく必要があるということも時間がかかる要因です。
時には周りから見て最初から原因が明確なこともあります。
しかしそれを言葉で伝えてもあまり意味がありません。
用意が出来ていなければ逆効果になる場合もあります。
時間がないからとあせって問題点を指摘しても傷つけられたと逆恨みされることもしばしばです。

人は自分の信じ込んでいる観念は見えません。
それが正しいと思いこんでいるうちは誰の言葉も届きません。
自分自身で気づく必要があります。
自覚する必要があります。
そうして初めて新しい自分の価値観や生き方を創造してゆくことが可能となります。

時間に余裕がある人の場合は1ヶ月を合宿生として参加=仕組みを学ぶ。
2~3ヶ月目をお手伝いもしくはヘルパーをしながら実践的に落とし込む。
その間に普段の生活の場とここを出入りしながら自分の変化を確かめる。
そういった期間が持てるとかなりの確率で自分が変化します。
長年の過食症や過食嘔吐の場合はできれば長期スパンで考えることをお勧めします。


整理します。
今現在起きている対人関係や環境の何かが強いストレスとなっている場合。
それが潜在的原因となっているならは比較的早く過食症や過食嘔吐を改善することが可能です。

長い間信じ込んで来た自分自身の気づかない観念が原因となっている場合。
こちらは改善までに時間がかかることが多いです。
まずは自分自身の価値観や信念に気づく必要があります。
そしてそれには自分の心や無意識を読み解く仕組みを理解する必要があります。

自宅でご自分で取り組まれる場合にも参考にしてみてください。