過食は身体の欲求ではありません。奥に隠された原因と理由があります。

過食の原因と仕組み

過食をやめるための一連の方法の中で最も難儀するのが原因の追及です。
ほとんどの場合、なぜ自分が過食してしまうのかがわかりません。
無意識下の心の仕組みがわからないからです。

ここに来てそういったことを学んでゆくと徐々に人間の心と身体が織りなすさまざまな行動とその奥に隠された本当の理由が明確になってきます。
しかし、そんな中でどうしても原因に思い当たらないこともあります。
また、原因だと思っていることと実際には違う場合も多々あります。

それは何故か?
ほとんどの場合において幼少期の記憶を覚えていないからです。
また場合によっては記憶そのものが書き換えられていることもあります。

そういう原因の追及に個人セッションやヒプノは効果を発揮します。
先日セッションを受けた人は1歳半くらいの記憶を思い出しました。
普通は覚えていない頃の記憶です。
しかしそれは不思議でも何でもありません。

記憶は頭から消えていても潜在意識の中にすべて残っているからです。
1歳半くらいの自分を見つめるお祖母ちゃん。
そのお祖母ちゃんの表情を思い出した時に彼女は気づきました。
男の子を期待していたのに女の子だったことに対する期待を裏切られたような想い。
そんな初孫に向ける複雑な想いを込めたお祖母ちゃんの視線。

「私は期待に添えない。私は期待に応えられない子…」
その瞬間に彼女が持った思考パターンが推測されます。
幼児といえど感情脳はすでに出来上がっています。
複雑な思考ではなく感情的トラウマから思考パターンは出来上がります。

そして彼女はずっと苦しみ続けました。
期待に応えられずにいつもまわりを裏切り続ける自分。
そんなキャラクターを自分自身が演じ続けることで。
7年以上も過食で苦しみ。
引きこもり。
両親の期待を裏日理続ける自分を嫌悪しながら。

過食の原因は本当に小さなことであることが多いです。
今の自分からすれば本当に何でもないこと。
それが幼少期の体験であることが問題なのです。
それがある意味純粋に自分を縛りつける思考パターンになりやすいのです。
まだ真っ白な子供の頃には。

それに気づくことは今を大きく変えてしまいます。
原因によっては今の自分が気づくだけで解消されることも少なくはありません。
今の自分にとってはそれはたいした問題ではないことだったりしますから。