過食や嘔吐の原因は本人の無意識が誰よりも理解しています
過食の原因となっている無意識下の信念や抑圧感情は人によって違います。
あきらかに過食や過食嘔吐、摂食障害には共通の思考パターンがあります。
しかしその原因となっている出来事は人によってさまざまです。
それを頭だけで予測したり振り返るのには限度というものがあります。
永い間カウンセリングを受けていてもいつまでたっても変わらない・・・
いくら過去のトラウマ探しをしてみてもなかなか止められない・・・
それは原因となっている出来事が起きた時期があまりにも幼少過ぎたり、今の自分にとってはあまりにも些細な出来事であったりするからかもしれません。
大人になっても覚えていること。。。
そんないかにもトラウマ的出来事などまるでないように思える人もたくさんいますから。
では、どうしたら無意識下に忘れ去られたような原因を解明できるのでしょうか?
確かに原因となった出来事が理解できることには大きなメリットであるなのに・・・
そんなときに非常に効果を発揮するのがヒプノ利用による無意識へのダイブです。
自分の潜在意識に直接聞いてみるのです。
自分の過食の原因となっている出来事やそれによって作られた思考パターンを。
それは、今まで自分が思っていたことと違う場合がほとんどです。
まるで想像もしてなかった理由にびっくりする人も多いです。
さらに潜在意識はそのエネルギーの使い方をどのように変えることで自分がどう変わってゆくのかさえも教えてくれます。
以前は過食や過食嘔吐の原因や理由の解析方法は心理学や精神分析的が中心でした。
しかし今は無意識へのダイブにより直接的に受け取ることが多くなっています。
何より本人が自分自身で確認できるのが一番のメリットですから。
そしてそれは時間がかからないうえに的確です。
NFMヒプノによる無意識へのダイブは5~10分ほどで始まり1時間ほどで終了します。
もちろん人によって起きることは違いますが初めてのトランスで5人中4人が過去の記憶や無意識からのメッセージをビジュアル化して受け取ることが可能です。
よく見える人は(表彰システムが視覚タイプの人)目の前で映画を見ているようにさまざまな光景が広がります。
また見えない人でも(触運動覚タイプや聴覚タイプ)トランスできない人は基本的に皆無ですので感覚からさまざまな情報の受け取りや古い感情の流し出しが可能です。
そのどちらもがちゃんと自分の意識をはっきり持った状態で体験できます。
だからすべてを記憶していますし、知られたくないこと話したくないことを勝手にしゃべってしまうこともありません。
あくまで自分が理解すればいいことですから。
ただし自分自身がそれを求めていることと、自分自身の潜在意識に対するある種の信頼関係が必要です。
また、その体験によって受け取った情報によって過食を作り出していた核なる信念・思考パターンを理解しただけですべてが完了するわけではありません。
それをもとに観念の書き換えへと進んでゆくわけですから、その後の具体的変化につないでゆくことが重要になります。
原因を知ることとそれによって作られた行動パターンを解消することとは別のことですから。
もちろん一度の無意識ダイブによってそれが解決する人もいます。
でもそれは自分の潜在意識の仕組みや観念の書き換えを学んで理解している場合に起きることがほとんどです。
ですので通常ここでは一定期間以上の滞在者で希望者のみに体験していただいています。
けれど理解しておいてください。
ヒプノセラピーは魔法ではありません。
原因を理解したからといって今現在の自分の行動を適切に変えなければ本当には変わることはできません。
特に過食などのしつこい習慣化されパターン化された行動は時間がたてば再度繰り返してしまうことが多々あります。
ここには他の場所でヒプノセラピーを受けたという人でやっぱり過食が治らないという人がたくさんおいでになります。
実際にはほとんど無意識へのダイブができていない場合が多いですし、仮に年齢退行やインナーチャイルド体験をしたという人でも過食そのものは止まらないと相談されてきます。
ヒプノはひとつのツールに過ぎません。
それを体験したからといって何もかもが治るようなものではありません。
最も大切なことは自分自身を振り回している無意識の仕組みを理解することです。
そして潜在意識の能力を利用して自分を使いこなすスキルを身につけることです。
それが止められない過食や過食嘔吐を根本から失くす方法となります。
そのためのツールのひとつとしてヒプノを活用してください。
原因と改善方法を潜在意識から受け取った後に実践するのはあなた自身ですから。
だからここでは無意識の仕組みや使いこなし方の学びと実践こそが中心です。
あくまでその一環としてのNFMヒプノセラピーという技術が存在しています。
興味のある人はぜひ一度体験されてみてください。
潜在意識はすべての記憶と情報をストックしていますから。